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各種祈願
方位除け祈願(八方塞がり、表鬼門、裏鬼門、困難宮)
方位除けには大きく2つの種類があります。1つは自身の生まれ年による 「年回り」 に起因するもの。もう1つは行き先の方角・方位に起因するものです。巷にいう 「方位除け」 では、両者が混同されている場合があり、それが 「方位除け」 を複雑にしている原因の1つです。
ここで説明する 「方位除け」 は前者のことであり、自身が生まれながらに持つ 「本命星」 の巡りによって、次の4つの 「方位除け」 の年廻りが巡ってきます。それぞれの年廻りに当たる場合は、年頭に 「方位除け祈願」 を行い、1年間を安泰に過ごしましょう。
「方位除け祈願」 は物事を 「打ち破る」 という意の 十二直 「やぶる」 の日に行うことをオススメします。
八方塞がり
本命星が方位盤の中央に位置する年。文字通り八方(全ての方角)が塞がれており、どの方角に物事を進めても上手く行かない年とされています。
八方塞りの状況を打ち破り物事を進めるための 「八方除け祈願」 は、旧暦1月の「やぶる」の日に行うことをオススメしています。
また、「のぞく」や「ひらく」の日に御祈願されるのも良いでしょう。
令和6年 旧正月
「やぶる」日・・・2月14日(水)、2月26日(月)
「ひらく」日・・・2月18日(日)、3月1日(金)
「のぞく」日・・・2月21日(水)、3月4日(月)
鬼門(表鬼門)
本命星が方位盤の北東に位置する年。何事にも変化や変動が多く、運気が衰える年とされています。
特に怪我や病気に注意しましょう。
裏鬼門
本命星が方位盤の南西に位置する年。前年までの運気が徐々に好転する年とされています。
物事が徐々に動き始める良い年廻りとも言えますが、まだまだ無理は禁物。特に年の前半は要注意です。
困難宮
本命星が方位盤の北に位置する年。最も運気が停滞する年とされています。
何事にも謙虚な気持ちで臨み、飛躍の年への準備期間と捉えて行動しましょう。
- 方位除け祈願 (八方除け祈願) を行う日
日々の吉凶を見る 「十二直」 は、日本最古の暦である 『具注暦』 にも記されている中国より伝えられたもので、「中段」 などとも呼ばれます。
北斗七星の動きから定められている 「十二直」 は、江戸時代には日々の吉凶を見る上で最も重視されたようです。
十二直の1つ 「破(やぶる)」 は 「この日戦えば必ず傷つく」 ことに由来すると言われますが、「物事を突き破る日」 ともされています。
八方塞がりで出口のない状態を突き破るには最適の日です。
また、「開き通じる日」とされる「開(ひらく)」の日や「万物を折衝して百凶を除き去る」とされる「除(のぞく)」の日にご祈願されるのも良いと思います。
逆に「物事を危惧する日」である「危(あやぶ)」の日や、「閉じ込める日」である「閉(とづ)」の日の御祈願は避けたほうが良いでしょう。
伊太祁曽神社では 「八方塞がり」 を好転させる 「方位除け祈願」 には、旧暦正月「やぶるの日」 をオススメしています。
月 | 破:やぶるの日 | 開:ひらくの日 | 除:のぞくの日 |
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旧暦正月 | 2月14日(水) 2月26日(月) |
2月18日(日) 3月 1日(金) |
2月21日(水) 3月 4日(月) |
旧暦2月 | 3月10日(日) 3月22日(金) 4月 4日(木) |
3月14日(木) 3月26日(火) 4月 8日(月) |
3月17日(日) 3月29日(金) |
* 3月1日は午前中に神社の祭典がありますので、ご祈願は午後からのみとなります。
詳しくはお問い合わせ下さい。
- 令和6年の方位除け表 (方位除けには男女の別はありません)